藤子不二雄A 「少年時代」を読んだ

図書館で藤子不二雄A 「少年時代」を見つけた。

未読であったが、『どうせ藤子A氏と藤子F氏の友情ものだろう。まんが道の小学校編と大差無いんじゃないの』な軽い感じで読んでみた。

・・・・・・・全然違いましたね。

まさか少年時代(権力闘争)だったとは。

すごく面白くて、一気に全巻読んでしまった。

宮部みゆき「長い長い殺人」(映画版)

何かミステリーものを見たくて、レンタルショップをふらふらしていたら見つけた。

 

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宮部みゆき原作の「長い長い殺人」の映画版。


宮部みゆきは「火車」「理由」「模倣犯」などは読んだことがあるが、この作品については未読。
宮部みゆきの作品がめちゃくちゃ好きなわけではないが、主演・仲村トオルという部分に惹かれて借りた。

 

感想
宮部みゆきの作品だからきっとサイコパスが活躍するんだろうなと思って見てみたが、やっぱりサイコパスだった。
まあその点は置いておいて、仲村トオルと長塚京三は素晴らしかった。
探偵の仲村トオルと刑事の長塚京三。
渋い。
本当に良いわ。この二人。

「光る壁画」を読んだ

 先日、人生初のバリウムによる胃がん検査を受けた。噂どおりの飲みづらさだった。検査はゴロンゴロンのグルングルンな感じだった。おまけに下剤でお腹がギュルギュルになったし。出来ればもう二度と受けたくないと思った(無理なんだろうけど)。

 そのままの勢いで胃カメラについて調べてみた。そして、吉村昭氏の小説「光る壁画」に行き着いた。

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 胃カメラ開発の小説。

 この本で、胃カメラを開発したのが日本人だと知った。

 小さいフィルムが必要、食道を傷つけない細い管が必要、超至近距離で撮るためのレンズが必要、明るくて小さくて何度も使える電球が必要・・・・。

 スモール、スモール、ひたすらスモールな世界が展開される。

 困難につぐ困難を乗り越える姿は感服しました。